茨城県牛久市が、ワインづくりを一貫して支援する「ワインのまちづくり推進事業」を創設。
トータル支援の中でも注目すべきは、市内で新たにワイナリーを整備する個人・法人に対し、対象経費の2/3以内、最大1,000万円を補助する手厚い支援が設けられているところ。
牛久市がワインづくりをトータル支援する、注目の新事業が始まります。
「ワイン産地・牛久」の確立を目指して

牛久市の「ワインのまちづくり推進事業」は、「ワイン産地・牛久」の確立を目指して創設されるもの。
牛久市といえば、1903年に神谷傳兵衛によって開設された「牛久シャトー」が有名ですが、ワイン産業こそ牛久の原点であり、まちのアイデンティティともいえる存在です。
同事業では、この歴史的資源を現代的な産業振興につなげ、牛久市産ワインの生産拡大と「ワイン産地・牛久」の確立を目指します。
事業の2つの大きなポイント
事業の2つの大きなポイントがこちら。
- POINT① トータル支援
「学ぶ」から「売る・楽しむ」までを一貫支援。
ワインアカデミーによる人材育成、農地のあっせん、ぶどう栽培支援、委託醸造、ワイナリー整備、牛久シャトーでの販売、イベント・ワインツーリズムまで、ワイン産業への参入・成長を切れ目なく支えます。
- POINT② 最大1,000万円
ワイナリーの整備を強力に後押しし、牛久市産ワインを生産するため、市内に新たにワイナリーを設置する場合、最大1,000万円を補助。(建物新築・改修、醸造設備等の対象経費(自己負担額)の2/3以内)
さらに、規模に応じて必要な場合は、果実酒の最低製造数量を6㎘から2㎘へ引き下げるワイン特区を国へ申請し、小規模ワイナリーの創業も支援するとのことです。
ワインアカデミーについて

事業における支援のひとつとして注目すべきが、「ワインアカデミー」。
栽培・醸造・販売・観光を体系的に学ぶために開講されている、“ワインの学び場”です。
牛久市がその受け皿となっており、学び場もあの牛久シャトー。
現在ワインアカデミー第二期目がスタートしており、2027年3月6日まで受講生たちは貴重な時間を過ごします。
同アカデミー最大の魅力がこちら。
- 魅力的なカリキュラムと講師陣
- ワイン造り×歴史・文化×ビジネスを実践的に学べる

そして、アカデミー全体を監修するのは、いばらき大使である安蔵光弘氏です。
全23回に及ぶアカデミーは、安蔵氏による「ワイン概論/ワインづくりの考え方」からスタートし、ワインに携わるさまざまな分野の専門家によるリレー式という贅沢な内容。
また、講義は座学で知識を得た後、実際に畑や醸造所にて実習(実際のワインづくりも)を行うことで、理解を深めていく仕組みとなっています。
さらにユニークなのが、ワインにおける販売やマーケティングも専門家から学べるところ。
酒業界での経営再建やマーケティングのプロとして著名な村田哲太郎氏による講座は、現在すでにワイナリーを経営している人たちも必見の内容です。
ワインを学びたいという方だけではなく、ワイナリーで働きたい・創設したい、ワイナリーの経営健全化を目指せるワインビジネスを学びたいなど、“ワインに携わりたい”全ての方が満足できる有意義なアカデミー。
上記でお伝えしたように、同アカデミーは牛久市の新事業におけるサポート対象なので、ぜひこの機会に利用してみてはいかがでしょうか。
牛久を、もう一度「ワインのまち」へ!

牛久市の「ワインのまちづくり推進事業」における、「学ぶ・育てる・醸す・つくる・売る・楽しむ」6つの支援がこちら。
- ① 学ぶ ワインアカデミーで栽培・醸造・販売・観光を体系的に学ぶ
- ② 育てる 農地あっせん+苗木・棚・雨除け設備等の初期投資を支援【新規】
- ③ 醸す 市内産ぶどうの委託醸造費用等を支援【新規】
- ④ つくる 新規ワイナリー整備を2/3以内・最大1,000万円支援【新規】
- ⑤ 売る 牛久シャトーでの取扱い、展示会・イベント等で販路拡大
- ⑥ 楽しむ ワインイベント、ワイナリー巡り、体験型プログラムなど観光へ展開
新事業の政策目標は、『牛久市産ワインの生産量・醸造用ぶどう栽培面積を「5年以内に2倍」』。
この機会に、牛久市をもう一度「ワインのまち」として復活させる、「担い手」を目指してみては。
参考
【問い合わせ先】牛久市環境経済部農業政策課
TEL:029-873-2111 E-mail:nousei@city.ushiku.ibaraki.jp

